塀塗装の剥がれ事例|失敗原因と正しい外壁塗装の施工方法

こんにちは。心優しい真面目な岡山市の塗装店・さくらペイントの代表親方、澤井です。

外壁や塀の塗装でよくあるトラブルの一つが塗装の剥がれ(塗膜剥離)です。

せっかく塗装したのに、数年も経たないうちに塗膜が浮いたり、ボロボロと落ちてしまう事例があります。

今回は実際の塀塗装の剥がれ事例をもとに、失敗の原因と正しい施工方法について解説しますね。(↓)

失敗事例:塀塗装の剥がれ

写真のように塗膜が大きく膨れたり、めくれ上がってしまうのは、典型的な塗装の失敗事例です。

原因の多くは以下のようなものがあります。

  1. 下地処理不足
     高圧洗浄やケレン作業を怠り、汚れや古い塗膜の上からそのまま塗装してしまうこと
  2. 下地の含水率が高い
     コンクリートやモルタルは水を含みやすいのですが、十分に乾燥させずに塗装すると内部から膨れて剥がれてしまうこと
  3. 不適切な塗料選び
     外壁や塀の素材に合わない塗料を使用した結果、密着性が低く剥がれやすくなること
  4. 下塗り(シーラー)の不足
     塀塗装に必須の下塗り材を省略、または適切に塗布していないこと

今回は、③の不適切な塗料選び・弾性塗料を使っていました😭

弾性塗料は湿気を逃しにくいので内部の水分が溜まり膨れてきます。

破いてみたら中から水が出てきました。塀のあちらこちらで膨れていました。

剝離剤を塀全体に塗りふやけて来たらスクレーパーで削っていきます。

これはかなり大変な作業です😭(↓)

ですが、私たちは、お客様思いに自信がありますし、

下請けでも鍛えられ続けていますので、面倒を面倒と思いませんので、ご安心を。

さて、全面剥がし終えたら、

次は、シーラーを塗ります。

そして、乾いてから、エスケー化研のレナラックで模様出しを行います。

その後にSK化研のセラミガードNEOを2回塗ります。

セラミガードNEOは透湿性の良い塗料です。

これで、次は、長く剥がれずきれいな状態が続くことと思います☺️

「外壁塗装の剥がれ」や「塀塗装の失敗」は、

ほとんどが下地処理と下塗り不足に原因があります。

正しい施工手順を踏めば、10年〜15年は美観と防水性を維持できます。

もし既に塀の塗装が剥がれてしまっている場合は、

再塗装前に、徹底した下地補修を行うことが必須です。

もしも、ご不安がございましたら、ご遠慮なく、さくらペイント岡山にご相談くださいね。

いつもありがとうございます(代表・澤井)

ABOUT US
代表親方 澤井正和
子供の頃から大人しい人間。「君は無名のダークホースだな」と言われ続けた澤井正和。そんな彼が塗装職人となり経営者として会社経営をする理由は、塗装を通して両親に親孝行をし、地元の家族を幸せに守りたいということ。これまでに携わった施工実績は300棟以上。大衆受けするタイプではないですが、真面目な人には強く期待され、その期待に応えられるある種、頼もしい存在です。
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